吃音治療ができる病院

吃音治療ができる病院

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子供にどもりの心配があるときは、まず言語聴覚士のいる病院や児童相談所、あるいは保健所で相談してみてください。治療は幼児期が一番治りやすいのですが、その時期を逃してもそれぞれの段階でするべきことはありますから、治す目標や方法を変えていけばいいと思います。

 

幼児は言葉をつっかえても自覚しません。それは子どもによって違いますが、学校入学前後になると、気にはしないものの自分はどもるのだと知るようになります。もっと大きくなると「自分は話すのが苦手。つっかえるのがいやだ」と否定的な気持ちになり「これは人生にとって非常に重大な問題である」と、深刻な捉え方をするようになります。

 

では吃音の治療(指導)はどのようにしたらいいのでしょうか。まず、本人が話し易いような環境を作ってあげることが必要です。どもることへの自覚がない子供には、「もう1度」とか「ゆっくりと」などの注意や言い直しをさせないことが大事です。どもると叱るのはもちろんよくありません。どもることはそのままにして、子どもが何をいいたいのか、内容をよく聞いてあげてください。子どもと話すときは、間をとり最後まで聞いてあげることです。そしてゆっくり気味に返事をしたり話しかけたりすると、効果があることが多いです。1つの良い例があります。幼児を育てつつ自分も吃音治療を受けているある女性は、吃音の兆候が出てきた我が子に対し、丁寧で暖かいコミュニケーションをとるように心がけました。子供が何か話しかけてきたらそれをやさしく受け止めて、子どものペースで話をしたのです。その子はやがて何事もなかったかのように言葉をなめらかに話すようになりました。この例をみると、子供のどもりを予防するヒントが、この若い母親の接し方の中にあるように思います。