吃音の原因

吃音の原因

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どもる原因はなんでしょうか。実はまだよくわかっていませんが、素因的なものがあるともいわれ、それに加えて発達的な要因、環境的な要因、つまりコミュニケーションの環境や親の接し方などが複合的に加わって問題が生ずるともいわれています。なぜどもるのかがわかるには、言葉がどうやって人の脳内から生まれ、流暢に発せられるのかが解明される必要があります。それが流暢さの障害であるどもりの解明につながるからです。

 

人と話をするとき、とても流暢に言葉がでてくる人もいれば、「あのー」「そのー」と間投詞が多い人もいます。それは個性の1つともいえるでしょう。ところが出だしの言葉につまずいて、あとの言葉が出てこないなどの経験を繰り返すことで、話すことに苦手意識を持ち易くなっていく状態があります。身体障害者リハビリテーションセンター病院の言語聴覚士、小澤恵美さんによりますと、どもりには3種類の大きな症状があるそうです。その1つめは、「ぼ、ぼ、ぼくが」というように音節を繰り返すもので、ここからどもりが始まる人が多いです。2つめは、「ぼ〜くは」というように、最初の音を引き伸ばして長めにいう状態です。3つめは言葉が詰まることで、話そうと試みているのにも関わらず声が出ず、声帯を閉鎖させて「うっ」となってしまう状態です。このような症状が、どもりの基本的な症状です。

 

これらの基本的な症状に加えて次に出てくる症状を「2次性症状」といいます。たとえば言葉が出にくいので腕を振りながら、首を振りながら、足を動かしながら言葉を出そうとします。また、声を大きくして「えーと、えーと」といったり、あるいは言葉を避ける、つまり「卵をとって」というところを「それとって」と言い換えるようになります。そうしたことが症状の1つに加わってゆきます。